冬菜かしこの「のんびり ゆっくり 親孝行」の日々

70歳代後半の親と50歳代前半の娘のゆるい介護のような親孝行の記録です

認知症介護のおすすめ本です

f:id:kashikofuyuna:20220327181430j:plain

 

こんにちは、冬菜かしこです。

今日はあたたかな青空の一日でした。

 

さて、今日は認知症介護の本の紹介です。

私は3冊、4冊ほど認知症介護の本を読んだのですが、

その中で、「認知症介護の本でいいのがあったら買ってきて」と

実家の母に言われて買ってきたのが、この本です。

母もわりと読んでくれたようで、

ついでに兄にも送っておきました。

 

認知症介護の本というと、

どうしても医療的な内容を考えてしまうかもしれません。

実際、私も最初は、医療的な内容を知りたいと思ったり、

医学的見地から対処方法を知りたいと思ったりしていました。

そうした本も読んだりしました。

 

それも、もちろんいい事ではあると思います。

でも、家族としては、もっと具体的な内容の方が、

参考にしやすいと思いました。

難しい単語が並ぶ本よりも、

平易な言葉で分かりやすく書いている方が、

読みやすいと思いました。

この介護の本には、そういった「家族としての対応」が

とても分かりやすく載っているように思います。

 

どうして怒るのか、

どうして困らせるのか、

どうしてそんなことをするのか。

 

認知症になった本人には、

説明が出来ません。

「どうして」の部分は、周りが推測してあげる必要があるのです。

でも、それが、思いのほか難しい。

だから、こちらもお手上げになってしまいます。

そんな時に参考になるものがあれば、

周りも対応が変わってきます。

 

「一番困っているのは、認知症になった本人です」

という言葉を、聞いたことがあります。

本当にその通りなのだと思います。

ならば周りはそれを助けてあげられるように、

無理のない範囲で支援してあげたいと思います。

 

私一人でも、母一人でも、なかなか出来ないです。

でも、私と母と妹と、そしてケアマネージャーさんと、

デイサービスの職員さんと。

みんなでサポートしていけば、

道は開けるように思います。

 

まずは、「助けてください」と手を挙げること。

自治体などに声を上げること。

そこから全ては始まるような気がしています。

 

もしも今困っているならば、

まずは手を挙げて、声を上げてください。

きっと誰かがその手を、その声を、

支えに来てくれますよ。

どうか、一人で悩まないでください。

一年前の私のように、

途方にくれないでください。

少なくとも私は、

認知症介護をする皆さんを、

応援しています。

一緒に前を向いていきましょう。


まずは、一歩踏み出すところから。

 

明日も良い一日になりますように☆