こんにちは、冬菜かしこです。
今日はあたたかな青空の一日でした。
さて、今日は認知症介護の本の紹介です。
私は3冊、4冊ほど認知症介護の本を読んだのですが、
その中で、「認知症介護の本でいいのがあったら買ってきて」と
実家の母に言われて買ってきたのが、この本です。
母もわりと読んでくれたようで、
ついでに兄にも送っておきました。
認知症介護の本というと、
どうしても医療的な内容を考えてしまうかもしれません。
実際、私も最初は、医療的な内容を知りたいと思ったり、
医学的見地から対処方法を知りたいと思ったりしていました。
そうした本も読んだりしました。
それも、もちろんいい事ではあると思います。
でも、家族としては、もっと具体的な内容の方が、
参考にしやすいと思いました。
難しい単語が並ぶ本よりも、
平易な言葉で分かりやすく書いている方が、
読みやすいと思いました。
この介護の本には、そういった「家族としての対応」が
とても分かりやすく載っているように思います。
どうして怒るのか、
どうして困らせるのか、
どうしてそんなことをするのか。
認知症になった本人には、
説明が出来ません。
「どうして」の部分は、周りが推測してあげる必要があるのです。
でも、それが、思いのほか難しい。
だから、こちらもお手上げになってしまいます。
そんな時に参考になるものがあれば、
周りも対応が変わってきます。
「一番困っているのは、認知症になった本人です」
という言葉を、聞いたことがあります。
本当にその通りなのだと思います。
ならば周りはそれを助けてあげられるように、
無理のない範囲で支援してあげたいと思います。
私一人でも、母一人でも、なかなか出来ないです。
でも、私と母と妹と、そしてケアマネージャーさんと、
デイサービスの職員さんと。
みんなでサポートしていけば、
道は開けるように思います。
まずは、「助けてください」と手を挙げること。
自治体などに声を上げること。
そこから全ては始まるような気がしています。
もしも今困っているならば、
まずは手を挙げて、声を上げてください。
きっと誰かがその手を、その声を、
支えに来てくれますよ。
どうか、一人で悩まないでください。
一年前の私のように、
途方にくれないでください。
少なくとも私は、
認知症介護をする皆さんを、
応援しています。
一緒に前を向いていきましょう。
まずは、一歩踏み出すところから。
明日も良い一日になりますように☆