こんにちは、冬菜かしこです。
今日は朝日がきれいでした。
でも朝の青空が、午後には一面の曇り空に代わり、
夕方にはまた青空が戻るという、忙しい天気の一日でした。
今朝は実家のお手伝いに行く予定で、
家事をバタバタと済ませていたのですが、
娘の通う小学校から突然のお電話がありました。
「娘さんのクラスは、今日から三日間は学級閉鎖です。
お手数ですが、迎えにきていただけますか」とのこと。
「すみません、すぐ行きます」とお返事をして、スマホを見ると、
確かに小学校からメールで連絡が入っていました。
昨日の夜のメールを確認していなかったため、
娘を登校させてしまっていました。
今日から三日間自宅待機と言うことは、
娘と一緒に自宅で過ごさなくてはならないということ。
「塾も控えてください」とのメールの内容なので、
当然、娘を連れて、バスと電車を乗り継いで、
実家に行くことはできません。
今日の11時には教習所に向けて出発する予定だろう実家の母。
早めに連絡すべきだろうと思い、
すぐに「ドタキャンの電話」をすることにしました。
「娘の学級が三日間の学級閉鎖になったの。
娘を連れて実家に行くことも、
娘を一人で家において、私だけが実家に行くこともできないし。
悪いけど、教習所は今週の金曜以降にするか、
今日行くなら〇〇ちゃん(妹)に来てもらえないかな?」
やむを得ないとはいえ、足を痛めている母に、
ドタキャンの電話をすることは大変申し訳ない。
でも母の返した言葉は、
「ああ、いいよ」
との即答でした。
「最近寒いし、あんたも無理しなさんな。
こっちのことは、大丈夫だから」
私の事を気遣う言葉までありました。
「ごめんね。金曜日は必ず行くから」
と私が言うと、
「無理しなくていいよ」
とのこと。
電話はほんの1分か2分。
すぐに自転車で小学校に向かいながら思いました。
「かなわないな」と。
今日、教習所に行きたかったはずなのに。
私の事をあてにしていたはずなのに。
「あら、それは困ったわ」ととまどったり、
「仕方ないね」とため息をついたり、
「どうしようか」と困惑したり。
そんな愚痴を何一つこぼさず、
1秒の迷いもないほど、
あっけないほど、すんなりと受け入れていました。
「全くかなわない」
どんなに私が年を重ねても、
同じように母も年を重ねていく。
どんなに私が人生経験を重ねても、
同じように母も人生経験を重ねていく。
どんなに、どんなに、
追いかけても、追いかけても、
届かない存在なのだと痛感しました。
「お母さんには、到底かなわない!」
そう思いながら、多分私は笑顔になっていたと思う。
お母さん。
これからも、よろしくね。
明日も楽しい一日になりますように☆