こんにちは、冬菜かしこです。
今日も寒いながらも、気持ちの良い青空の一日です。
今日は週に一度の実家訪問、家事手伝いの日でした。
朝からバタバタと準備をして、
あと5分ほどでお皿洗いが終了するから、そうしたら出かけよう、と思っていた、
まさにその時でした。
自宅の固定電話が鳴り、出ると、若い女性の声がしました。
「母じゃないの?」
と思っていると、娘の小学校の先生でした。
「4年〇組は今日は学級閉鎖なので、お迎えに来ていただけますか?」
と言われ、
「え?また学級閉鎖なの?
また小学校からのメール見逃して、長女を登校させてしまっていたー!」
と声には出さずに驚きつつ、
「すみません、すぐに行きます!」
とお返事をしました。
今日から三日間、日曜日までは長女は自宅待機になりました。
「前回の学級閉鎖も、実家に行く日だったなー」
と重い気持ちを引きずったまま、すぐに実家に電話しました。
一度目は不在でしたが、母がすぐにかけなおしてくれたので、
「ごめん、○○ちゃんのクラスが学級閉鎖になって、今日行けなくなったの」
とお断りを入れました。
案の定、母は平気な感じで、
「ああ、大丈夫よ。実は足の痛みがだいぶんひいて、
普通の家事くらいは出来るようになっているの。
家事くらいしなさいっていう、ことなんだろうと思うわー」
あはははは、と笑っていました。
本当に、本気でそう思っているだろう声。
それでも、そのままで大丈夫だろうかと疑う私。
母はいつも、自分が無理をしていることに、わりと鈍感なのです。
限界まで無理をして倒れるタイプなのです。
私はそうだと知っているから、
「とりあえず、落ち着いたらまた電話する。今は小学校に行かなきゃいけないから」
そう言って電話を切りました。
来週のどこか早い曜日に、一度実家に行くべきだろうか。
心の中に、小さな引っ掛かりが残りました。
結婚して出産してからは、
自分の生活なのに、自分の思い通りにはいかなかったです。
時間も気持ちも、自分以外のことに向ける比率が高すぎて、
毎日どうやって生活していたのか、よく分からない日々でした。
それでも、二人娘が赤ちゃんだったころに比べたら、
今はずいぶん、自由時間は増えました。
本当に、自由時間は増えたのに。
自由時間が増えれば増えるほど、
その自由時間を当たり前に思って、
どんどん、有効活用が出来なくなっていっている気がします。
二人娘の赤ちゃん時代が終わり、
主人の仕事の激務が終わり、
最近はようやく暇になるかと思っていたら、
実家の父の老化と母の体調不良が始まりました。
なんとまあ、それぞれが重ならずに、
次々と数珠つなぎで現れることでしょう。
まるで良くできた脚本のシナリオの様です。
「仕方がないよね」
と心の中でつぶやいて、
今の自分のお仕事を整理して考えていきます。
実家の父母の介護と、小学生の二人娘の育児。
最小限の力で最大限の効果を発揮できるように、
少し真剣に方法を考えていきます。
『七転び八起。転んでもただでは起きない!』
最近の自分の好きな言葉を心の中で繰り返し、
今何をするべきかを考えていきます。
柳のように折れない心で、ひとつずつ問題をクリアしていこうと思います。
きっと何か道はある。それを見つけていこうと思います。
明日も良い一日になりますように☆